転職10回中、ほぼ事務職(事務所の中での仕事)がメインだった私が、事務職の転職面接で何を聞かれたかお答えします!!
確かに、一次面接だけじゃなく、2次面接まである会社もありますが、難しいことは聞かれません。
どちらかというと、雰囲気は「マッチング」です。
会社が求めるスキルを持っているか?
これは事務職に限らず、新卒・中途採用なら必ず確認されるポイントです。
これは、スキルや資格ではなく、ビジネスマナーや話し方、姿勢、表情、声のトーン等を確認しているのです。
特に事務職は、”社内の顔”になることもあるため「明るい雰囲気の人がいいな」「受電も多いから、ハキハキしている人が良いな」「来客が多いから、笑顔が素敵な人がいいな」等の”性格的なスキル”を求められます。
これらは履歴書や職務経歴書じゃわかりませんし、第一面接を通過後、二次面接で社長等の管理職が最終的にチェックすることも。
一緒に働きたい雰囲気か?
会社が求めるスキルにもかぶるのですが、「この人と一緒に働きたいか?」という雰囲気も見ます。
事務職の相手は「社内の人間」です。そうなると、社内で働く人たちが、気軽にサポートをお願いできるような人でなければなりません。
いくら仕事ができても、「頼みにくい」「性格的に難がある」「とっつきにくい」等だと、会社が回っていきません。
そのため、面接でしっかりと「この人と一緒に働きたいかどうか」を確認しています。
本当にやる気があるか?
事務職と聞くと「簡単そう」と思う人が多いのです!!(涙)
実は全くそんなことありません。むしろ「自分で勉強して、自分で工夫し、自分で環境を作っていく」ぐらいの勤勉さと積極性を求められます。
その割には、今までの伝統的なやり方を学び、現代に合わせていくような方法を求められたりするので、上司や部下と話し合えるコミュニケーション力は必要です。
業務上でしか使わないアプリ操作を覚えることもありますし、文章校正を考えなければならないこともあります。
今はちょうどデジタル移行の過渡期なので、紙→デジタル化について勉強し、社内をアップデートしてくれる人材を求めている中小企業もあるでしょう。
言われたことをやっていれば良いのではなく、社内の要望に対して改善していくサポーターなのです。
事務職の面接は、会社側が「会って確認したい」ことがある。
面接の時間が長かったり、2次面接まである会社は、離職せず長く働いてほしいからこそミスマッチを最小限にとどめたいと思っているのです。
そのため、「受かるために面接の準備をする」よりも、「この会社は本当に自分に合ってるだろうか?」を見極めるためのポイントを、確認したほうが良いでしょう。
「受かるような解答」を用意して無理に採用されても、結局後々辛くなるのは自分自身です。
こればかりは『会社との相性』と割り切って、自然体で面接に臨みましょう。