やりたい事・好きな事を仕事にしたい!と思うあまり、めちゃくちゃ肝心なこのことを忘れがちです。
生活費。
これは転職する場合もそうです。
生活費をしっかり重要視しないと、本当にヤバい事になります。
最低限の生活費=精神的余裕がある金額
精神的余裕がある金額とは、普通に生活していて「お金が足りない」と思わない金額です。
「やりたい事が仕事になるなら、生活費は極限まで削れる!」という妄想は超危険。
家賃や水道光熱費、食費や日曜日、時には交際費などなど・・・。人間生きてるだけでお金がかかります。
どんなにやりたい事や好きな事を仕事にしていても、気分転換したくなるものです。
もちろん人付き合いだってしたくなります。
それらが「お金が無いからできない」とか「お金が足りない」という状態になってしまうと、気持ちに余裕がなくなります。
自分の気持ちに余裕がなくなると、どんなにやりたい事でも好きな事でも、ぜんぜん楽しくないし、得意な事でもミスしまくります。
そのぐらい「自分の精神的余裕」は、自分の命を守る生命線です。
精神的余裕ができるほど稼げないなら、「やりたい仕事一本」は諦める
「やりたい仕事・好きな仕事1本だけで食べていきたい!」という気持ちはわかります!
でも、もしも自分の「やりたい仕事・好きな仕事」が、どんなに頑張っても自分の精神的余裕を保てるほど稼げない分野だった場合、清く諦める方が良いでしょう。
この場合は、本業はサラリーマン、副業はやりたい仕事というスタンスがオススメです。
副業できるほど、残業が少なくて精神的な仕事に転職しましょう。
そのぐらい「お金」は大事です。
やりたい仕事をするために、仕事を辞めて無職にならない事
よく、いきなり会社を辞めて、やりたい仕事や好きな事で起業する!という人が後を絶ちません。
「背水の陣」なんて言ってますが、本当に上手く行かない人の方がダンゼン多いです。
私も上手く行きませんでした。
上手く行く前に、大体貯金が尽きます。そこで精神的余裕がなくなります。
冷静になれない状態で、やりたい事を仕事にしようとしても上手く行かないものです。
もし今の会社を辞めたかったら、週末起業ができるぐらいの余裕ができる会社に、転職しましょう。
ぶっちゃけこの10年、いろんな「起業するぞ!」という人を見てきましたが、本当に成功する人って、会社に勤めていても週末起業等で成功します。
そして失敗する人は、数年無職で時間が有り余っていても成功できていません。
まとめ
やりたい事や好きな事を仕事にする前に、自分の精神的余裕が保てる生活費の金額を把握すること。
やりたい事や好きな事を仕事にした場合、精神的余裕が保てる生活費ほど稼げないなら、「やりたい仕事1本で食べていく」ことを諦めること。
いきなり仕事を辞めない事。辞めたいなら転職すること。