「年収が低くてもいいから、定年まで安定して手取りが貰える仕事に就きたい」と思った場合、どんな仕事が良いのでしょうか?
定年まであと10年~20年であれば、ロボットに変えられにくい仕事を選びさえすれば大丈夫そうですが、30年以上ある場合は、ロボットを開発・メンテナンスできる仕事のほうが良いと思います。
私たちの社会は、思ったよりも早くデジタル化しそうですよ。
未来予測本が教えてくれる「未来の社会」
「メタバース」や「NFT」等、新しい価値感やプラットフォームが出来上がり、これからはますますデジタル化が進んでいくでしょう。
「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」や「2040年の未来予測」など、現在どんな研究や試行がなされているかを基にした、未来予測本を読んでみてください。
この本2冊読むだけで、どれほど近未来がロボット化するのか想像できると思います。
ロボット化した世界で必要なのは、ロボットの開発やメンテナンスなど、ロボット自体を扱う人になります。
そのため、今からプログラミングや、ハードウエアについて勉強しておいたほうが良いでしょう。
65歳まで安定した手取りの仕事はある?
65歳まであと10年~20年程度であれば、「なかなかロボットに変わりにくい分野」の仕事で、ぎりぎり定年まで安定した給料を稼ぐことができるでしょう。
例えば「介護」や「葬祭」等、ロボットは多少入りますが、それでも「人間にまごころ込めてやってほしい」と思われる分野や、「買い物の手伝い」や「機械のメンテナンス」など、機械操作が苦手な方のフォローは、ロボットに変えられにくい分野だと思います。
しかし、65歳まであと30年以上ある場合は、ちょうど中高年になった時期に「ほとんどがロボット化されている」可能性があります。
それであれば、ロボットを開発・メンテナンスする側になったほうが、安定して稼ぐことができるでしょう。
20年後無くなりそうな仕事からは、転職を。
例えば、タクシーやバスなどの公共交通機関から、無人運転が導入されると言われますし、長距離トラック業界では、すでに無人トラックの実用化に向けた実証実験が行われています。
スーパーのセルフレジや、店内を走り回るお掃除ロボットは、地方でも既に導入されています。
銀行での振り込みや、携帯ショップでの手続き、マクドナルドの注文など、「人」を介さないで用事が済んでしまう体験を1つ以上はしているでしょう。
もしも、まだ30年以上働く予定があり、どんどんロボット化されていくような仕事をしている場合は、転職を視野に入れ、IT系の勉強をしたほうが良いでしょう。
今はオンラインスクールも充実しているので、自宅で簡単に勉強することができます。最初は無料で試せるため、いろんなスクールを試しながら自分に合った「分野」を探しましょう。